この日は、朝からママ(新郎ジュリアンのママ)と、お母さん(新婦ようこさんのお母さん)が、二人で教会に花の飾りつけに行く。
ちなみに、お母さんはフランス語は話せない。
感覚とジェスチャーで、なんとか会話していた。日本語とフランス語で。
お母さん達は、すごいよ。
やっぱり、息子、娘の為と想う母親の気持ちは全世界共通なんだ。
そして、ジュリアンのおばあちゃんの家(おばあちゃんはいま、老人ホームにいるので住んでない)に泊まっていた、お父さん(ようこさんのお父さん)と、お兄さんと、お兄さんの同僚の吉田君が、私が泊まらせてもらっている、ようこさん達の家に集まってお昼ごはんを一緒に食べることに。
ちなみに、吉田君とようこさんはフランスで初対面。
結婚式のあと、ロンドンに行くのが目的とはいえ、同僚の妹さんの結婚式に出席するなんて、おもしろい。
私も人のことは言えないが、友達も含め変わった人が集まってしまった。
午後からは、ようこさんの友達がまた一人くるけど、似たタイプの人でしょう。
ようこさんの手作りのフランスの家ごはんは、トマトとエシャレットのサラダ、ラビオリのエシャレット入りクリーム、パテとチーズ、茹でた米(フランスでは、米は茹でる)、パン、マッシュルームにバジリコクリームをのせオーブンで焼いたもの。
フランス家ご飯も、イタリアと似てシンプル。
だから、美味しい!とくに、マッシュルームはワインに合って、とっても美味しい!!
ただ、チーズやパテなど高カロリーのものが多い。
これは、気をつけないと体格もでかくなるよね。
お昼ごはんも終わって、会場の準備に車で出発。
会場へ行く前に、式をする隣町の教会へ。
そこは観光地にあるくらいの大きく立派な教会で、1192年ごろ建てられたらしい。
中に入ると、おかあさん達が花をきれいに飾りつけていた。
そして、お母さん達と合流して2次会の会場へ。
ここでは、テーブルセッティングと飾りつけ。
飾り用の小物がたくさん用意してあったけど、ジュリアンのママがすべて用意していたので、ママがいないとどこに飾りをつけていいか分からない。
ただでさえフランス語がわからない私達は、なかなかスムーズに準備が進まない。
テーブルのセットの、グラスを拭く作業は仕事でしていたので役にたったけど、セッティングはママの指示まちなので、いなくなると作業がストップしてしまう。
そんな時、グラスの数が足らない・・・
急遽、おばあちゃんの家に足らないグラスをママが取りに行く。
というわけで、しばし待機。
だけどなかなか戻って来ない。
出来そうな飾り付けをしたりしていたけど、かんじんのママがいないので、やはり待つことに。
準備が進まないまま、夜に。
みんな、お腹もすいてきたのでご飯を食べに出ようかた言っていたら、ママがグラスを持って再び到着。
そして、作業再開。
ママが遅かったのは、別の場所で車の飾りつけをしていたからだった。
ママの友達の花屋さんも一緒に来て、素敵な花もテーブルに飾られ、準備も進んでいく。
ジュリアンとようこさんが、差し入れのお菓子を持ってきてくれたので、みんな少し元気になる。
ここにきてまた、招待客に渡すお菓子が足らない。
ガラスの容器に入れているので、ダンボールに入っているというが、ダンボールがない。
また、みんなで探す。
これは、会場で見つかり、作業のほうも終わりが見えてきた。
そこにジュリアンとようこさんが、また買出しに行ってくれてみんなでマックを食べた。
そういえば、フランス初マック。
やっぱり大きいので、私はお腹がいっぱい。
もう日付が変わり、0時過ぎにようやく2次会場が完成!!
がしかし・・・
1次会場の準備ができていない。
そして、みんなで1次会場へ移動。
みんな、疲れもピークに達してたと思うけど、こちらは簡単だったので、1時間ほどで完成!
終わったあとは、みんなぐったり。
そんな時に、共に頑張ったので家族みたいに思えるとようこさんのお母さんは言っていた。
言葉は通じないけど、ちゃんと心は通じたんじゃないかな。
私も結婚式の準備が、一緒に出来てよかったな。
次の日は、いよいよ結婚式!!!