2009年9月19日土曜日

BULICHLLA(ブリケッラ)農園での出会いとトスカーナ料理 9/14~9/16





農園での夕食は、マンマのトスカーナ家庭料理。
シンプルだけど、地元の野菜を使った物でとっても美味しい!
ワインと一緒に食べたけど、その土地の料理とその土地のワインが本当に合います。

なかでも、Farro e ceci(ドイツ豆とエジプト豆)は、最高に美味しい!!
豆を煮たものとミニトマトとバジリコで和えたもので美味しくて、レシピを聞いちゃいました。
家庭料理は、あったかくてほっとします。

次の日に近くの町に、農園のスタッフさんに連れて行ってもらい、トスカーナ名物のいのしし料理が食べられるお店へ。

オステリアなので、10ユーロ(1400円)くらいでスパゲッティーランチが食べられます。
初めてのいのしし。
平内麺のフィラレッレでいのししのミートソースでいただきました。

牛肉と変わらない味と食感だけど、少し羊肉みたいな癖があるかな?
麺と合っていて、おいしい!
昨日飲んだワインも合いそうな一品でした。

さて、この日町に出たのは別の用事で、
私が次の目的地のパリまでのチケットが、まだ取れていなかったため、農園のスタッフさんが調べて、
友達の旅行会社さんを紹介してくれて、連れてきてもらいました。

おかげで、パリ行きと、次の次の目的地のコペンハーゲンのチケットも取ることが出来ました。
かなりの時間をさいていただいて、でも皆さん一生懸命、探すのを手伝っていただいて本当に感謝しています。

イタリアの人はやはり親切で、しかも家族や友達を大切にしているのが感じられました。
そして、イタリア人は陽気ですが、けっして休んでばかりで不真面目ではありませんでした。

仕事中はしっかりクールに働き、休みは家族や友人とおもいっきり楽しむ。
という、めりはりがあるんじゃないかと思います。

2日目の夜。
マンマの料理を食べながら、農園での出来事を振り返っていました。
そのとき、ローマで考えていた答えが見つかった気がしました。

癒される宿って、なんだろう?

ここにあった、たくさんのヒントが、旅に出る前の私のやりたい方向性を変えていきました。

まだ、はっきりしていないけど、特別な技術よりも、大事なのは家庭的なものが私が求めるものに近いんじゃないかと。

この先の旅で、明確になるといいな。


なんて、考えながら外で一人物思いにふけっていると、必ずやってくる子が。

写真の猫ちゃん、マルコ。
農園のスタッフさんの飼い猫なんだけど、なぜか気に入られお友達に。
出発の朝、外で本を読んでいると、ひざの上で寝てました。
かわいい!!!

猫を飼いたくなりました。